へし切長谷部
更新日 2019/12/29


(画像クリックで拡大)

 

2019年の5作目です。

さすがに今年はこれで打ち止めだな…。
今年はいろいろあり過ぎてあんま作れてないんよね。
一桁切ったのは何年来だろう…。

それはさておき、
人生初のガレージキットフィギュア、
ブラウザゲーム刀剣乱舞のへし切長谷部です。
多分、狐火郎さんの作品と思われます。

なんで初フィギュアガ男なのかと言うと、作成依頼を受けたからです。

正直な話、フィギュアは避けて来ました。
目を描く自信が無いからです。
今回も、「目のデカールがあるなら受ける」と言って避けてたんですが、
娘もプレイしていて、図録を見ると設定に目のデータがあるので、
これで、デカール作ればできるかもと試してみました。

立ち姿のポーズじゃないので、正確なのかは不明ですが、多分1/12〜1/13ぐらいと思います。

パーツ数は多くなく、分割も目立たないようにされていたので、
組み立てはそれほど苦労はなかったですが、
レジンキャストを扱う経験がなかったので、塗装には苦労させられました。
一応、剥離剤に漬けた後、中性洗剤で丹念に洗ったつもりですが、
マスキングの際に塗装が剥がれたり、
パーツを落とした時や、ゆがんだ時に塗膜が割れたり剥がれたりと、
何度もリタッチを繰り返しました。
剥離剤に漬け足りなかったのか、破損を恐れて磨き足りなかったのか、
加減はいまだにわかりません…。

また、色決めや、グラデーションの付け方もメカものとは勝手が違い、
とにかくグレー入れたらいい、とにかく暗くすればいい
ってわけには行かずかなり頭を悩ませました。

逆に、各部分の材質がイメージしやすかったので、
同じ黒でも材質が違いそうな部分はすべて微妙に色味やツヤは変化させてます。
なので、今回はいつもやる仕上げの艶消しは吹いてません。

でも、メインの紫のツヤは消し足りなかったかな。
手入れしてない学生服のようにほんのりツヤが出て見えます…。

接合部が細いところが多く、ポーズから振動などで倒れて破損するのを防ぐため台座も作成しました。
これまた、木の塗装なんか中学校の技術の時間以来で、それなりのツヤ出るまで磨くのに難儀しました。
設備もノウハウも無いからですが、地元の漆器職人ってこんな苦労してるのね…。

プラモとは距離を置いてしまった2019年でしたが、
なんとかガッツリ向かい合う制作ができてとりあえず満足です。
たまには違うジャンル作るのも面白いです。


 

 

 

 

各画像クリックで拡大


戻る