1/144  MSA-0011 Sガンダム
更新日 2004/6/16


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2004年の第3作目です。
近所のお店でガンダムマーカーで何処まで出来るかってのが話題にあがり、
今度、お店で「これだけできますよ」ってのを見せようと言う事になって、
ガンダムマーカー作品担当になったので練習の為と思い作って見ました。

つーことで、この作品は形成色以外は全てガンダムマーカーで塗ってます。
ガンダムマーカーは手軽だけど結構クセあります…。
ラッカーとは明らかに違う使い勝手です。

実はこのSガン、後ハメ加工も無理っぽいし、
合わせ目消して塗り分けしないといけない箇所がかなりあるしで、
買ったときに仮組みして一部接着してそれっきり2年ほど寝かしてたヤツです…。
どうせガンダムマーカーで軽~く作るだったら
永遠に完成しそうにないのを供養と思って作ろうってんで、習作として作りました。

んで、折角作ったんだからデカールも作る練習してみようとGFF風のデカール作ってみました。
小さすぎてほとんど目立ちませんけどね…。
途中で面倒くさくなって中途半端だし…。
GUNDAM SYSTEMのマークは残念ながらいいのが無かったので諦めました。
(電ホ買っときゃよかった…。)

んで、今回で失敗して学んだ事をいくつか…。

ガンダムマーカー編
 1.淡い色はムラになりやすい。
 2.重ね塗りする時は1日十分乾燥させないといけない。
   (特にグレーなどの明度の高い色)
 3.失敗したらシンナーで全部拭き取れ
     ラッカーでもエナメルでも拭き取れました。(アクリルは未確認)
 4.塗り分けの境目はスジ彫りしておく
     はみ出しにくいし、はみ出した時の対処も楽です。
 5.合わせ目に染み込むのには気をつけろ
     合わせ目に入り込んだのはカッターで削り取っておかないと
     クリアー吹いた時ににじみ出て来ました…。
 6.未塗装部分は必ず拭き取れ
         同じくクリアー吹いた時ににじみ出て来ました…。

デカール編
 1.白くて小さいデカールは目立たない。
     台紙が水色なので切り取りにくかったです…。
 2.印刷してすぐにつや消しクリアー吹くと少しはがれにくくなる。
 3.必ず余分に作ろう…。
 4.根気よく少しずつ貼る。
     嫌になったら、そこで手を止めて翌日に
     妥協は後で必ず後悔します…。

クリアーコート編
 1.湿度計を用意して、吹く前には必ず見る。
    やり忘れて真っ白にしちゃいました…。
 2.白濁しても光沢クリアーを吹くとある程度は回復する。
    意外と白濁が緩和されます。いままでで一番いい対処法かも…。
 3.古いクリアーは使わない
    何年も前の使いかけの光沢クリアー吹いたらちゃんと霧にならず
    表面からない荒らしてしまいました…。


でも、まぁとにかく、ガンダムマーカー意外とやるもんです。
コイツは失敗まみれでしたが丁寧やればかなりのデキになりそうです。


  
正面アップ(かなり表面荒れてます…)        背面(ほとんどデカールも貼ってません…)

  
初代ガンダムと記念撮影、マジでデカイです。              


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