−GUNDAM MODELS−
O.M.N.I. ENFORCER
<Oppose Militancy & Neutralize Invention ENFORCER>
SIDE
 
 
 
 
型式番号:GAT-X215
全高:18.60m
重量:64.7t
全装備重量:73.5t
武装:
CSS-X2A 攻盾システム“トリケロス”
 ・3連装超高速運動体貫徹弾“ランサーダート”
 ・50mm レーザー砲
 ・ビームサーベル
WUTRPS(Wired Unmanned Tactical Reconnaissance Pod System = 有線式無人偵察ポッド)
 
 
機体解説
 
地球連合(O.M.N.I. ENFORCER)大西洋連邦(Federal Union of Atrantic)はGAT-Xナンバーズに代表される新型機動兵器開発と同時に、運用実験及び教導を目的とした特殊任務群(S.O.G.=Special Oparation Group)”近接戦闘教導団(= Crosed Battle Drill Team)”(通称:近戦教、コードネーム:オメガ)を創設する。近戦教は、名称にこそ”教導”と冠しているものの、実際は既存の兵器体系とは全く異なる新型機動兵器の運用を、自らの部隊が最前線に立ち、あらゆる任務と状況下の中で戦術を模索していく新兵器の実験部隊であった。
これら近戦教に代表される特殊任務に対応すべくGAT-01 DAGGER系とは全く異なる設計思想で開発されたのが、「特殊戦術機動兵器(ASTGAT=Advanced Special Tactical Gressorial Armament Tactical)開発計画」において準第2期GAT-Xナンバーズとも呼ばれるASTGATの機体群である。GAT-X215は、GAT-X207同様のX200系特戦フレームを使用し、高いステルス性能を発揮したミラージュコロイド・システムの使用を前提に、隠密裏に情報収集を行うことを目的とした偵察機として開発された機体である。母機となったX207が左腕に装備する有線式ロケットアンカー・ピアサーロック“グレイプニール”は、有線式無人偵察ポッドに変更され、アビオニクスも偵察機としての能力を高めるものに変更されている。奪取されたX207の戦闘データを分析した開発チームは、威力偵察に際して攻盾システムの有効性に高い評価を下し、X215においても若干の改良を加えたものが装備されている。X215を含め全ての「ASTGAT開発計画」機は、GAT-01A1に採用されたPS/TP装甲を使用しないバイタルパート防御がなされている。
本機の塗装は試作機識別用で視認度の高い塗装が施されているが、配属パイロットの強い要請があり、正式配備後もこの塗装を継続して使用することになった。軍にしては寛容なこの処置の背景には、ミラージュコロイド展開を基本戦術とする本機には視認度の高低はさほど問題ではなく、逆に敵エリアの偵察任務から帰投する際に、高い視認度が味方からの誤射を防ぐとの判断が下されたとも思われる。
 
●CSS-X2A 攻盾システム“トリケロス”
3連装超高速運動体貫徹弾“ランサーダート”、50mm レーザー砲、ビームサーベルが統合された攻盾システム。機体の活動時間を長くするために、極力電力消費の少ない出力の低い武装が選択されている。さらにシールド表面にはアンチ・ビーム・コーティングがなされており、シールド裏面にマウントされている各武装は、任務に応じて変更が可能である。“ランサーダート”は、通常は射出武器として使用するが、マニュピレーターに保持させることにより、打突武器として使用することも可能である。
 
●WUTRPS(Wired Unmanned Tactical Reconnaissance Pod System = 有線式無人偵察ポッド)
ケーブルによって有線操作される有線式無人偵察ポッドは、前面にZ.A.F.T.が使用するモノアイ型の複合センサーを使用し、熱紋欺瞞装置やミラージュコロイドなどの各種欺瞞装備との併用でZ.A.F.Tの機体との誤認効果を発揮する。通常は母機の生存性を高めるため、有線操作によって遮蔽物からの情報収集を行うが、母機の危険時には有線ケーブルを強制切断し、味方機によるデータ回収が可能になっている。
 
●ミラージュコロイド・システム
磁場により微粒子ガスで機体を包むことにより、電子的および光学的に不可視の状態にするシステム。磁場を発生させる電力とガスの搭載量により、システムの活動時間は約80分とされている。追加装備としてバッテリーのパワー・パックとコロイド・ガスを搭載した“スカウター・パック”がある。
 
 
●<キット解説>
SEEDキット6作目。SEED小説の挿し絵で、光線具合でブリッツが白く見えてたのをきっかけに製作。ミラージュコロイドって分かり易い特徴があるので、比較的方向性はすぐに決まった方。尖りを無くしていく方向で機体全体の印象を変えたかったのだが、記号の選択を間違えトリケロスの個性に負ける。丸いキュートな腰回りがお気に入りなのだが、目が行かない...。肩はダガーから流用して、ユニバーサル・マウントっぽく設定。偵察ポッドはのテーマは“散歩”。各部解説はいつもの通りに、各部のモールド修正とちょい形状変更と別キットからの流用。塗装途中に白が無くなり、ピンチ。半年以上前に開けたベースホワイトを探しだす。ブしゅ!!と破裂音と同時にダマの嵐が吹き付ける。枕を涙で濡らす暇もなく、1000〜1500番のペーパーで研ぐ。「急がば回れ」と脳内でこだまする声を無理矢理に押さえ込む制作の日々には慣れている。リカバリー技術ばかり向上するのは実生活と同じだと気付き、ちょっぴり寂しい気分。部分的な黄色は筆塗り。改めてトップコートは偉い!と実感する。たまに臍を曲げるが...。
 
 
   
正面と背面。
 
 
 
 
 
GUNDAM MODELS<Limited to MOBILE SUITS GUNDAM SEED> TOP
 
 
GM O.M.N.I. ENFORCER<Oppose Militancy & Neutralize Invention ENFORCER> TOP
 
 
 
HP TOP