1/144  RX-77D ガンキャノン量産型
更新日 2005/7/18


ようやく、2005年の第1作です…。
実は6月頭には完成してたのですが、撮影の時間と場所が取れなくてズルズル引き伸ばしてました…。
前作のGアーマーでちょっと燃え尽きちゃって、なかなか手が進まなかったのが大きいですね。
なんか自分の傾向として、製作に辛い思いをした作品の後は必ず手が止まってしまいます…。
 あと、初の試みの試行錯誤で時間食ったのも…。



  
全身                           背面

  
陸ジムのバズーカ装備                陸ジムのミサイルランチャー装備

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主な改造箇所
今回は色々やりました…。

1.ブチ穴&キャノンの開口
    ガンダム系ではイマイチウケの良くないブチ穴とキャノンを開口しました。
    ブチ穴は3.5mm、キャノンは4.0mmのドリルを使いました。
    で、ブチ穴なんですが、丁度穴の部分に接続ピンがあり、
    そのまま開けたら各穴で角度が変わってしまった上に、見え方が違ってしまいました…。(こんな感じ)
    仕方なく、パーツを請求して接続ピンを削り飛ばして再挑戦…。

2.肩アーマーの接続方法変更
    肩アーマーが肩関節を挟み込む接続方法だったので、接続部を削り飛ばして、
    胴体側接続部に1.0mmのプラ板を挟み込み、4.0mmのドリルで開口しました。
    最初は関節部がプラ板になるので、強度が不安でしたが、
    キッチリ接着したら想像以上に強度あるのね…。

3.背面スタビライザーの追加
    腰バーニアと安定板が一体だったので切り離し、接続部にプラ板を埋め込んで1.0mmで開口、
    1.0mm線を軸にして1.5mmパイプと2.0mmパイプでスタビライザーを作成しました。
    安定板との接続はコの字に組んで接続パーツにしました。
    肩アーマーでプラ板の強度は実証済みだったので、安心して関節が作れました。
    なんでもやってみるもんだ…。

4.握り手の穴埋め
    ハイディティールマニピュレーターを買う余裕も無かったので、
    どうせBSも持たない事だし、エポパテで穴を埋めてプラ板で貼り付けて、
ソレっぽくスジ彫りしてみました。
ちょっと指の曲がり具合が不自然な感じですが、まぁ雰囲気は出たかと…。

6.カメラのクリアーパーツ化
    今回、一番時間とお金のかかった場所…。
    このキット、非常にいいデキなんですが、なぜかカメラのパーツが透明パーツで無いんですよね…。
    でもなんか複製できそうな感じだったんので思い切って複製してみました。
    まず、パーツをエポパテで埋めて、紙やすりを2000番まで順番に磨いてツルツルにした後、コンパウンドで磨きました。
    車をしばらく作ってなかったのでコンパウンド完全に固まってて買い直しでした…。
    その後、シリコンで型取り。
    複製は最初、ウレタン系の透明キャストを使用したのですが、硬化が早いのはいいのですが、
    硬化が始まると気泡は次々と出てきてどうにもなりませんでした…。
    で、エポキシ系の透明キャストに変更したら気泡も無くいい感じにできました。
    ただ、硬化には2日ほどかかりますが…。
    ついでにラッカーを数滴混ぜる事で半透明のパーツも可能です。
    金も時間もかかりましたが、まぁ満足できたかなと…。

7.各部の後ハメ加工
    腹部パーツのピンを削り飛ばして後ハメ加工。
    ついでに少し稼動できるようにして、腰が軽く曲がるようにしてみました。
    キャノンの射撃ポーズを取るときに少し雰囲気が出ます。 
    脚部背面のバーニア(?)のパーツも切り取って塗装してから接着。


塗装
   本体:ロシアングリーン
   キャノン外:ファントムグレーにブルーパールをコート
   キャノン内:スーパーシルバー
   黄:RLM04イエロー
   関節:ウッドブラウンを下地にニュートラルグレーを上に薄くコート

   塗装はココまでの予定だったのですが、どうも緑一色ってのは味気ないかなぁと…。
   で、アクセントと思ってオレンジを各部に塗ってみたのですが、
   コレはコレで色合いが悪くないかとは思いますが、折角開口したブチ穴も、
   クリアー化したカメラも目立たなくなってしまいました…。orz
   思いつきでやるとロクな事が無いです…。
   濃い緑とかにすればよかった…。



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