スーパーミニプラ イデオン
更新日 2017/04/06


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2017年の5作目です。
すっかり定着した通称ジム神様ことイデオンです。
ざっと測る限り、イデオン統一スケールの1/600ぐらいですね。

ガンダムと共に少年期の心に深く心に刻まれた作品です。
今見返しても新たな発見があり、年齢で視点って変わるんだなぁと実感させられます。

10代の自分にはこの極彩色メカを上手く塗装する技術がありませんでした...。
それだけにいつかは納得できる作品を作ってみたいなと思っていた機体のひとつです。

今の技術じゃこのプロポーションで差し替えながら
この可動範囲で、変形合体を再現できるんですねぇ。
ホント、お見事だし、出してくれたことに心から感謝です。

食玩としてのプレイバリューは本当に素晴らしく、
今までの食玩感をはるかに超える存在です。
食品としてみたらガム1個5000円ってすごいよね…。

食玩としては本当に超絶のアイテムなんですが、
5000円のプラモとしてみれば「10年前のキット?」って印象です。
材質が柔らかく、ゲートが大胆に大きいので、ゲート跡が目立つ上に加工もしづらいし
材質が前提の関節で塗装してしまうと硬くて動かしにくい事が食玩だなぁと思ってしまいます。
5000円ったらMGクラスですからね。
模型としての満足度で言うと食玩であることのマイナス面が目についてしまいます...。

それでも最近のミニプラのラインナップは本当に目白押しで
欲しかったものが続々発売されるから受け入れていくしかないんだろうなぁ...。
模型として出てたら金額はこの1.5倍はしたんだろうなぁ...。

とまぁ、不満点はそれぐらいで...。

ボリュームの割にパーツ数はそれほど多くありません。
腕の関節なんか本当に見事で、この形状故の可動を上手く再現しています。
(細くて動かすの怖いですが...。)

設定よりモールドを追加することで、分割線が目立たないのも素晴らしいです。
ストレートに組むだけでこの完成度はほかのミニプラの中でも一番だと思います。

組むのは問題なかったですが塗装は極彩色なだけに難儀しました...。
あたりまえだけど、赤って色味揃えるの難しいんよね...。
特にBメカの黄色い部分、各色ちりばめられていて、
マスキング面倒だった...。

とはいえ、伝説のジム神様を作れて満足。

私事ながらドバ指令の気持ちを他人事でなく実感でわかる時が来るとは思わんかった。
宇宙規模の人情沙汰になるほど根に持っっちゃいないけどね(笑)




 

 

 

 



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