1/35  UCHG  ワッパ(ジオン公国軍 機動偵察セット)
更新日 2006/12/11


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2006年の第6作目です。
久々の非MS系です。(それでもガンプラだけどね…。)

初めてプラモを作ったのが5歳の時、現在に至るまで戦車を作った記憶がないわけではないが、
1/144ガンダムに出会い、本格的にプラモを作り出して以降に作ってはいない。
エリア88に触発されて航空機を作っていた時期とF1ブームに触発されてレースカーを作っていた
数年間を除いたらずっとガンプラに始まるロボット系ばかりを作っていた。
だが、その間に「プラモを作る限りはいつか、ミリタリーも作りたいな」と思ってはいた。

しかし、ガンプラブームは市場的にも心の中でも止む事はなく、いつしか20数年の時が流れていた…。

そんな中で、本格的に「ミリタリーっぽい」ガンプラが現れた。
「U.C. HARD GRAPH」である。
正直、あまり売れている気がしないが、自分にとっては待ちに待ったアイテムである…。

 

と言う事で作ってみました。

まぁ、正直、ミリタリーは素人に近い状態ですので、
まずは、どんなもんかを図るためにも完全無改造で組んでみました。
アンテナに伸ばしランナーを接着したぐらいですが、
こういうキットでは改造にすらなりませんね…。

しかし、パーツが細い。ミラーもバンパーも何度も折りました…。
ガンプラ感覚で作ると痛い目に遭います。

今回は改造とかはともかくとして、こういったキットの質感をどう表現するかを考えてみました。
まずは基本色で塗装して、リアルタッチマーカーで墨入れし、つや消しをコート。
その後、リアルタッチマーカーにて、全体をウォッシング。
最後に、タミヤのウエザリングマスターで各所に汚しを行いました。

フィギュアは部分的に塗装した以外は成型色を使い、リアルタッチマーカーで影を入れたのみです。
昔、フィギュアを作っても上手く塗れず(特に目を…)それ以来フィギュアは敬遠していたのですが、
面相筆でチョコチョコと塗っていくのは意外と面白かったです。

まぁ正直、自分なりに考えたつもりですが、いい表現方法が思いつかないですね…。
そもそも、あんな小さいローター2つで機体ごと人を浮かせるわけですから、
ボディとかは金属じゃない気がするので、錆びるのか疑問なんですが、
「じゃぁ、どんな汚れ方するんだよ?」となると全然思い浮かばないので、
結局錆びたっぽい表現としました。

こういうのは数作らないといい表現できませんね…。

最後に、土台を作ろうと思ったけど面倒なのと、
「コレそのまま飾るといつか折るな…。」と思い、ケースに入れるよう、
ケースサイズのプラ板にタミヤの情景スプレーを吹いてベースだけ作りました。
これ、結構あとからポロポロはがれますね…。

いつかジオラマも作りたいなぁ…。

作っていると、ココはあーしたい、ソコもこーしたいと次々と沸いてくるのキットでしたが、
他にも並行してるのがあるので、今回は諦め…。
でも、作りながら、色々と思い浮かびながらの作業は結構楽しかったです。

久しぶりにまた作りたいなと思えるキットに出会った気がする。



  

  

  


おまけ
ランバ・ラル独立遊撃隊セットより、
ランバ・ラル、クラウレ・ハモン、クランプ中尉

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