YMS-16M ザメル 間接射撃ルール
更新日:2005/09/10
ザメルの680mmカノン砲は間接射撃を行う事ができます。
1.間接射撃は目標のHEXに対して放物線を描くように射撃を行います。
よって、目標のHEXに対して視線が通っている必要がありません。
ただし、目標のHEXに対して、視線が通っているユニットに対して
視線が通っている必要があります。
以後、目標HEXに対して視線が通っているユニットを観測ユニット、
間接射撃を行うユニットを射撃ユニットと呼びます。
2.間接射撃を行う場合、射撃ユニットは移動を行ってはいけません。
移動を行ったイニングは間接射撃を行う事が出来ません。
また、観測ユニットは移動を行っても構いませんが、
移動開始時と移動終了時に目標HEXとの視線が通っていなければなりません。
3.観測ユニットは反応移動や、カバー移動を行う事はできません。
また、射撃や、格闘を行う事も出来ません。
4..間接射撃にはその機体の全運動を使用します。
6運動ではなく、その機体が1イニングに使用できる全運動です。
5.間接射撃を行った次のイニングは間接射撃を行えません。
ただし、移動や通常の攻撃は可能です。(カノン砲の攻撃は不可)
6.間接射撃を行う場合、行動計画フェイズに目標のHEXを計画しておきます。
7.間接の判定方法
7−1.射撃ユニットから目標HEXまでの距離を2ヘックスを距離1として
距離を求め、基本命中値を算出します。
7−2.間接射撃の命中修正には以下のものがあります。
7−2−1.観測ユニットから目標ユニットまでの距離を5毎に−1の修正を行います。
7−2−2.間接射撃を目標HEXに連続して行った回数より2引いた値を命中値に加えます。
ただし、連続した射撃は観測ユニットが同じユニットなければなりません。
また、射撃ユニットが移動した場合、目標HEXが同じでも1回目とみなします。
7−2−3.射撃ユニットの命中PPの半分(端数切捨)の値を命中値に加えます。
7−3.命中判定として2D6を振り、最終命中値以下の場合、目標HEXに着弾します。
7−4.最終命中値を上回った場合、ダイスの目が上回った分だけ、
目標ヘックスからずれて着弾します。
7−5.目標ヘックスからずれて着弾する場合、ずれる方向を1HEXごとに1D6し、
出た目の方向に1ヘックスずれます。
7−6.ずれた位置が射撃ユニットのヘックスとなる場合は、
射撃ユニットから遠ざかる方向になるように修正します。
(射撃ユニットが4方向にいる場合、1方向に着弾したことにする。)
7−7.高度3以上のユニットは間接射撃の影響を受けません。
7−8.水中のユニットは間接射撃の影響を地上同様に受けます。
8.間接射撃の被害判定
8−1.着弾したヘックスを直撃ヘックスとし、直撃ヘックスより距離2を影響ヘックスとします。
8−2.直撃ヘックスに存在するユニット全てに
その武装の半分の威力(端数切捨)で被害判定を1回行います。
8−3.影響ヘックスに存在するユニット全てにLPP1を適用します。
9.射撃ユニット、観測ユニット共に、間接射撃を行っているユニットが攻撃を受けた場合、
行動不能のユニットとして判定を行います。